ミナミブログ!

南綾子です。小説書いてます。
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オボちゃんに捧ぐ
オボちゃんが出てこないのでブログに書くことがない。
オボちゃんに新刊を送ったら読んでくれるかな。読んでくれなくてもいいから、この本持って報道陣の前に三秒立つだけでとりあえず何かが収まる気がするんだけどどうだろう。せっかくデザイナーさんがタイトルをどでかく入れてくれたわけだし。なんだったらわたしの名前のところは黒く塗りつぶしてくれてかまわない。どうだろう。
最近、「覆水盆に返らず」という言葉の意味を全身で深く実感しています。でもオボちゃんのこぼした覆水分量に比べたらわたしのソレなんて子供のおもらし程度なんで、一度の失敗にめげずに日々頑張っています!だからオボちゃんも!出ておいで!


すべてわたしがやりました 祥伝社 1,490円(税込)


本当は完全書き下ろしの長編を出しましょうって話だったんです。で、結構何年もかけて長編書いてたんですがうまくいかなくて、自らボツにしました。そいで、何年か前にフィールラブに載せてもらった覚醒剤で捕まった女の話と、ある犯罪に関わる女の話が個人的に気に入っていたので、それに数編足して犯罪女連作にしたいですって担当さんにお願いして出来上がったのが、この本です。
犯罪はこの世の不条理そのもの、と言う言葉を耳にして、本当にそうだよなーと思い、以来犯罪をテーマにした本が作れたらなと思っていました。書く前は、この手の話は自分の得意分野だと思っていたのですが、書きだしてみると思いのほか犯罪者の気持ちが理解できなくて苦労しました。ってこれ前回も同じこと書いた気がするけどまあいいか。
表題作の「すべてわたしがやりました」は去年フィールラブに掲載していただいたものです。プロット詰め込みまくりすぎて、指示された分量を大分越えてしまいました。最初の予定では、「平凡だけど穏やかな暮らしを営む主婦がささいなトラブルに見舞われ、家族の協力を得ながら解決……したかと思ったら実はその裏で人生を転覆させかねないさらに大きな困難がじりじりと迫っていて……」みたいな、緩急のある話にしたかったんですけど、なんだか最初から最後までわちゃわちゃした感じの話になってしまいました。
これは三人称で書かれたもので、三人称自体ははじめてでもなんでもないんだけど、今まで書いてきた三人称小説は、人物に大分よりそってる感じの一人称に近いスタンスで書いていたんですが、今回は物語の仕組みの問題もあって、人物と距離をおいた三人称なりました。なりましたっていうかなっているつもりです。なんで、その点でも今までにない感じで、結構書くのに苦労しました。ゲラも一番直しを入れました。
あー眠い。
そんなわけで他の話についてはまた次回。
 
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